パスタ用マイソース
 料理はファンタジーなり――。かねがね、そう感じられてならない私。その日、その時の偶然、工夫、アイディアで、病みつきとなるマイメニューが誕生したりするものです。

 最もいい例が、『お気楽! イタリアンレシピ100』(角川春樹事務所 グルメ文庫)に登場の「塩昆布のスパゲティ」。ふと思いつきで作ったものながら、今だ反響の絶えない一品となっています。

 さーて、今回もまた、「なんちゃってパスタ」ふうメニューです。  ニンニクと唐辛子をオリーブオイルで炒め、茹でたてのパスタとからめただけのプリモ・ピアット(第一の皿)、作られる方が多いことでしょう。「アーリオ オーリエ エ ペペロンチーノ」ですね。特に、日本人好みのパスタ料理の由。スピーディきわまりない調理なのに、ほど良い風味、ピリ辛のお味が食を誘います。

 よーし、今日のランチはそれでいこう! メインはパスタにして、たっぷりのスパゲティ(約200g!)を茹でました。ひとり分ですよ、もちろん。
 主食抜きゆえ、オリーブオイルもドドドーッと入れてやろう! 大さじ4杯なり。2かけらのニンニクを大雑把にスライス、2本の唐辛子は手ちぎりして炒めました。いつもよりコクに満ちている。そうだ! 100ccほど残ったトマトピューレが冷蔵庫にある。それもいれてしまおう。ドライのバジルも少々(小さじ1杯程度)。唐辛子が大きめだったので、塩、コショーは除きました。
 茹で上がったスパゲティに、上記のマイソースをからめてオシマイ。ひとり用のパスタ皿に山盛りもいいところ。うーん、幸せっ。
 オリーブオイルの量がリッチなためでしょうか、なんとも味わい深いソースとなっています。「これって、おいしいレストランのパスタそのもの!」と気づきました。

 そうなのです! より味覚あるパスタにしたかったら、オリーブオイルは多めに入れることがポイント。いつもだとカロリーが気になる上、飽きもきます。たまーにトライしていいコツ、と思っています。

Copyright (c) 2006 Takako Hanzawa Melosi All right reserved.