4月中旬の総選挙が決まったイタリアです。もちろん、新聞の多面が、その話題でいっぱい! が、「政治家なんて、みーんなウソつき。選挙前の公約など、ちっともアテにならないもんね〜」というのは、大半の国民心情です。
右派、左派共々、「サラリーをアップ、税金はダウン」を訴えているものの、活字化されても信用にあたいせず。むしろ、そんな記事、飽き飽き、という感じすらします。
それだけに、より印象強いのが、「通信に関する消費者のクレーム」記事。ヨーロッパ各国の郵便、電話、電気、光熱費事情が載っていて、思わず、「おお!」となったものです。
まっ先に注目したのが、郵便事情。クレーム数が最多の国、どこだと思いますか? イタリアです、もちろん! と書きたいところながら、最悪はスペイン。「良好」と答えた国民は、約50パーセント、と出ていました。
ワースト2がイタリア! 「良好」としているのは、約55パーセントとのこと(多すぎるっ)。
イタリアとスペインの郵便事情の悪さは、昔からつとに有名。ちっとも好転していないサービスとズサンさぶりが、改めて証明された、というわけです。
堂々(?)のワースト1が電話局へのクレーム。テレコム・イタリアくらい怠慢で不信、サービスの悪いところは他になし、との報告です。わかりますね、とっても! 新システムを発表したって、まるでスムーズに導入しないのがイタリアの電話局。その他、毎日のように、大小のトラブルが発生しています。
同じくワースト1に輝いたのがガス。イタリアのガス料金ときたら、ダントツでヨーロッパいちばん、ですから。暖房のかなめとなっているのがガスゆえ、我々庶民は、毎冬の大出費に苦しめられっぱなしです。
その他、インターネット関連クレームは、ワースト5、ケータイに関してはワースト4のイタリア。すべて、グラフ表示で出ていました。
同記事に、在伊の著名英国人のインタビューも添えられていたのが、ちょっとしたご愛嬌。郵便をはじめとする公共事業の悪さに苦言を発した後、「では、なぜイタリアで暮らしているのか?」の問いに、こう答えていました。
――公共サービスの占める割合は、人生の10パーセントぐらいなもの。でも、イタリアには、私の愛してるものがたくさんある。
同感! けど、やっぱり腹立たしい郵便事情、そしてガス料金、などなど。もう少し、なんとかならないものでしょうか。
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