ケンからのメッセージ 2007 4月編

 みなさん、こんにちは! ボク、メロジー家のひとり息子、ケンです。いつも、タカコおかーさんが、すごーくお世話になっていて、本当にありがとう!

 日本では、ちっとも人気がないシェパードのようだけど、ここイタリアでは、いつだっていちばん見かけるワンコです。

 ただ、ボクは、ふつうのシェパードと違って、ものすご〜く小さい。昔は20sちょっとあったけど、16才になった今は、たった19kgしかありません。つまり、なんて言ったらいいんだろう? ボクって、けっこうかわいそうなコかもしれない。

 タカコおかーさんは、いつだって心配してるんだよ。「きっと、イジメにあってるに違いない」って。おとーさんのほうは、すごく強気。「そんなわけ、あるもんか。イジメっコに負けるケンじゃない」と強調しいている。

 あのね、実は、イジメにあうこともあるんだよ。でも、ボクは、日本人のおかーさんをもってるから、サムライ精神だってちゃんとある。クヨクヨ、メソメソなんかしないよ。「小さいののどこが悪いんだ! ワンコだってなんだって、大きけりゃいい、というのはまちがいだよ」と反論してる。

 ボクは、春がだ〜い好き! ボクの専用トイレとなっている近くの公園に、キレイなお花がいっぱい咲くから。おかーさんが四つ葉のクローバーをさがしているあいだ、ちょこっとプチ旅行したりするのも楽しい。クククッ、「エスケープ」のことなんだけど、ね。

 あと、近所のエル嬢やウィニーちゃんにちょっかいだしたくなっちゃうのも春だから。
「やーね〜え。このトシになっても、おさかんなんて…」とおかーさんは渋い顔。おとーさん? よろこんでるよー、ものすごく。「おー、まだまだイケるという証拠じゃないか。このぶんなら、もっと長生きするぞ」と。

 ともかく、春はいいよね〜。みなさんにも、うーんと恋をしてほしい、とボクは思う。

 ちなみに、おかーさんは90すぎた町内のおじーさんにメロメロ中。おかーさん、ホントーに日本人? ボクって、ユニークな両親を持ってるでしょう〜お。

 これからも、季節ごとのボクのおしゃべりを載せてもらえることになりました。タカコおかーさんは、こんなふうにつぶやいています。

――来年の春まで続くかしら…。とても心配。

 ボクのことに関しては、けっこう悲観的なおかーさん。ボク? 20才までガンバルぞ〜、なんだけどな。じゃ、みなさ〜ん! このコーナーもよろしくお願いしま〜す!!
From ケン


「ぜーんぶ、ボクのトイレ」状態公園の春のひととき 夜の爆睡シーン
専用ソファーの前にたたずむ(ブルーのマットは、心不全持ちとなってから、時折、ソファーにすぐあがれなくて落ちるために、クッションを置いてある) 「おっと、失礼!」のトイレ場面

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