| Trapani[トラーパニ] |
| 塩田の町、そして、最もアフリカに近いシチリア最西端の町トラーパニです。拙著『イタリアは南が楽しい!』や、『素パスタがおいしい』にも、写真つきで登場しています。 シチリアの州都パレルモから、バスや列車の利用にて、2時間〜2時間半で到着。町の中心地は、広い道路を配したプチ都会的ムードにあふれています。なんとしてもおすすめなのが、朝市! 近海でとれた新鮮な魚があふれているのみならず、太陽の恵みを受けて育った旬の野菜や果物、そしてハーブ類も豊富です。郊外の丘にはえている野生のフェンネルを売ってるノンナ(おばあさん)までいました。魚や肉料理用の香辛料によくあうそうです。 観光としては、町内のアンヌンツィアータの聖所、ペポリ美術館が欠かせないでしょう。特に、美術館内の「珊瑚細工のプレゼピオ(キリスト降誕の場を表現した模型)」が必見です。 古くから、塩の交易拠点だったトラーパニ。もちろん、サリーネ(塩田)も訪れなくては! 今でも塩の生産地として有名で、風車のいくつかが復元されています。小さいながら、塩田博物館もあるのが興味深い。各種の天然塩を販売もしています。小袋に入った塩を求め、お土産用としてもいいですね。 トラーパニに宿泊されるなら、近くのマルサーラ行きはいかがでしょう。世に名高いマルサラ酒の地です。ワイン博物館があり、各種の展示を楽しめます。 バスで1時間もしないうちに到着のエリーチェが、それはそれはファンタスティック! ギリシャ、ローマ神話の発祥地とも言われている町です。標高800メートル近い山頂へ行けば、神聖なる大光景ものぞめます。トラーパニはもちろんのこと、いくつもの島々やアフリカまでが目の前に広がってきます。 郷土料理が安くて美味しいこともうれしい町です。名産のパスタ、「ブシアーテ」、トマトとにんにく、バジル、アーモンドをつぶして作る「トラーパニ風ペスト」……その他いろいろ。が、魚のクスクスもお忘れなく! 羊肉を使った北アフリカのクスクスとはまた異なる味わい深さです。 |