毎日暑い日が続いていたのにこの2、3日は雨が続いて少し温度が下がって、過ごしやすくなりホッとしています。
でもなんだかまだ夏が足踏みしているような気がして落ち着かないのも本当です。
今週、大阪でファッション・チェックをしたなかから、またひとつ。スポーツ好きでフィジカルな感じの42才の女の人でした。
まあ一目見たら、とうてい40才を越えているなんて見えない30才前半ではと思われるほど若々しい感じの人でした。
テニスが好きだとかで、もう足のふくらはぎなどはいかにもというぐらいの筋肉で余分なお肉のないのが清々しいくらいでした。
その女性が真っ赤なワンピースにジャラジャラと金のネックレスをして、ワンピースの赤と同系のプラスチックの大きなイヤリングをつけていました。
靴はちょっぴり頑丈な黒のサンダル。バックはベージュのショルダーのやわらかい革の袋状でした。
若々しく見えることが、そのワンピース姿をちょっぴり無理しているように見えたのも本当でした。
スポーツで鍛えた体とそのシンプルなワンピースがどうもマッチしないのです。
マッチというより似合わないのです。もし御本人が似合っていると想っていたらそれは間違いなのです。
その上、今年の秋はクラシックで‘80年代風が戻って来るという情報が入っていたのでしょう。アクセサリーのつけ方が‘80年代風にはなっているのです。
そのワンピース姿にアクセサリーをもってくることでクラシックさを演出しようとしているのかしらと思ったのですが、どこか違うのです。
そうなのです。自分が20年前買っておいたブレスやネックレスなどを今も持っていて流行が戻って来たと思い、それらをつけて見たのです。
昔、買ったアクセサリーにその人の思い出はあるでしょうけど、流行が戻ったといえ“あの日の私”の通りではないのです。
1980年代を「今風」に装うことが大事なのです。簡単に言ってしまえば西暦2000年の中での80年代が今年の流行なのです。
ほんのちょっと前のクラシックになるとこういう間違いを起こすことが多々あります。
流行はまず“今”というのが大事です。クラシックという言葉にだまされないでね。
(c) Peeco
「Confeito」に掲載の 記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
すべての著作権は(有)アルティスタと著者に帰属します。
転載を希望される場合は、 当編集部までメールでご連絡ください。