こんな事を文章にして載せたりするのは服飾の関係者としてはあまり気が勧まないけれど、この秋はファッション・トレンドが春夏と一変するので、もう一度皆さんに確認しておこうと思います。
毎週TVでファッション・チェックを東京と大阪でしていることは御存知のことと思います。
今週大阪ではパンツの特集をしました。
その中にブランドをゴチャゴチャに着ている人や着ている物とバックが合わない人がとても多く見られました。
特に、ビックリしたのはケンゾーの上下(それもとてもアジアン・テイストのスタイル)にインナーはラクロワのレースでバックはボッテガ・ベネタなんていう私には考えもつかないコーディネイトの中年女性がいらしたことでした。
その他、若い女の子でもD&G(ドルチェ&ガッパーナ)のハデハデパンツにシャネルの大きめのバックを持っているのも変な感じがしました。
ブランド物を持っているとそれだけでお洒落な感じがするとか、ひとつぐらい有名ブランドを持っていないと恥かしいとかをよく聞いたりします。
本当にそうなのでしょうか。ブランドネームがない物を着たりつけたりしていないとお金を持っていなさそうに見えるのが恐いというのが本音なのではないかと私は想うのです。
「私は自分自身にこんなにお金をかけているからお洒落にとても関心があるのです」というのをアピールすることが目的のためにブランド物を買いあさるというのは愚かなこと以外の何ものでもないのですよ。
お金を持っているのを見せたいのならスッキリしたあまりお金をかけないシンプル・スタイルに一万円札を留めるなり、張りつけて置けばいいことなのではないかしら。ブランドを買うお金は持っているけれどブランドには興味がありませんというアピールをしている方が余程気がきいていると私は思いますよ。(ウソです)
前述は冗談にしても、何にも解らないでブランド選びをするぐらいなら何もつけない方が素敵です。
秋はコンサバティブなスタイルが主流になるでしょう。それなのにモード系のブランドの物を平気で一緒に身につけているのはやはり気になるでしょう。
コンサバ系のブランドなのか、モード系のブランドなのか、そのくらいの知識は持っておしゃれをしてほしいのですね。
(c) Peeco
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