今、青山のブティックが立ち並んでいる通りを歩いていると、どの店のショー・ウインドウも秋物のディスプレイをしています。
気の早い店ではもう毛皮を着たマネキンも登場しています。(これにはマイッタのネ。だって歩いている私達は38度の暑さにフーフー言っているのにサ)
街を歩いている若い人は日に焼けた肌を惜し気もなくさらしたキャミソールのワンピースとかタンクトップを着ています。
私は8月に入ったらもうそろそろ秋のファッションのことを頭に入れて見るのもいいんじゃないかと想います。
いつまでも日に焼けた肌だと秋の色はマッチしないと想うのです。
特に今年の秋冬の傾向は“ライクレディース”なんて言葉で表現されるようにクラシックとか良いとこのお嬢様風とかのイメージなのです。
それが労働者のように真っ黒な肌では似合わないような気がします。
早目にパックなどして秋らしい白い肌への転換を考えて置いた方が賢明ではないかしら。
まあ、今週のテーマは秋の新しいファッションアイテムではないのです。丁度お嬢様風というキーワードがあったのでちょっぴりそれにひっかかって行きましょうと思います。
“お嬢様風”ってどういうことを指しているのかを、私はいつも考えます。だって本当のお嬢様っていうのは流行に関係なく、お嬢様だと思うのね。
毎日キャミソールで肌をもろ出しにして、厚底ブーツでベタベタとかズーズズズーとか足を引きずっていたり、ジーンズで股を広げて地下鉄のシートで他の乗客の迷惑になっているような女の人が流行だからといって流行の服ですぐに“お嬢様”になれると私は想っていないのです。
今年の春夏のようにピンクが流行れば皆なピンクを着ていたり、青山の街ではパシュミナを肩や首に巻いている人が80パーセントもいたというありさまでした。
こんな国、よその国では考えられないと想うのです。私は少し悲しい気持ちになっています。
“お嬢様風”という流行アイテムがキーワードになったら、日本の街という街には“似非お嬢様”の大群が現れるのではないかと。
どうぞ、ファッションやスタイルは外見だけ真似しても決して素敵ではありません。
自分の持っている良いところは表現しても、持っていないものを強調しようとしてもなんのインパクトもないただの物真似スタイルになってしまうことをどうぞお忘れなくね。
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