この2、3日前にフジTVのスーパー・ニュースでファッションのことを取り上げるのでコメントをという依頼がありました。
街を歩いているとスカートが目立つのでスカートについてということでした。 それで気がついたのですが、本当に今年の夏はスカート姿の若い女の子がとても多く目につきます。
ついこの間まで、パンツだ!ヴィンテージジーンズだ!などと騒いでいたのに私が見た限りでは約七割ぐらいの女の人はスカートをはいていました。

久しぶりに幾何学模様とかプッチ柄(‘70代にイタリアのエミリオ・プッチが幾何学模様の中に花柄を入れこんだプリント)、そしてドットプリント(水玉)と華やかな感じのするものが多く目立ちます。その上、花柄もまだ相当の人達がワンピースなどのアンサンブルでコーディネイトしています。 かろやかで華やかなのがプリントやスカートの身上なのに、どうも今年の夏はちがってみえるのです。
なんだか野暮ったい色の組合せ方のものが人気になっているみたいです。 若い華やかな色ではないのでなんだか中年のオバサンが着るような印象が強いのです。
その上、柔かい素材が主流で、ラインがシンプルときてしまうので、余計に若さがなくなってしまうのです。

その番組で取材を受けていた紫にベージュの幾何学柄の前合せの紐ベルトワンピースを着ている24才の女の人など、とても悲惨な感じでした。
ピンクの肩から掛けてる紙袋にパイソン(蛇柄)のピンクのバッグをコーディネイトしていたのです。
自分では今年のファッション・アイテムをすべて身につけているからトップ・ファッションで街を闊歩していると思っているのでしょうけれど、これが最大の勘違いということに気がつかないのが哀れです。
その上、今の若者らしく、立っていても歩いていても体をグニャ、グニャさせているので折角のオシャレが台無しなのです。

プリントを着るときには、そのプリントだけが他人の目にうつりやすいので、コーディネイトするものはシンプルにしましょう。
プリントにプリントを重ねるのはとても“高級”なおしゃれ感覚を必要とします。
上手に着こなせない人はそんなむずかしいおしゃれには足を踏み入れないことです。
(c) Peeco 
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