今年の夏のファッションはとても華やかな物が久しぶりに登場しています。
美しいパステルカラーの色彩りが梅雨空の街中を明るくしてくれています。
花柄や水玉のプリントなんてホントに何十年ぶりぐらいにメインに登場したのじゃないかしら。
ギンガムチェックの格子の大きさを変えて、パッチワーク風にしたワンピースの可愛いこと。

私が高校生の頃(もう40年ぐらい前になるのかしら…)アメリカの本で、『セブンティーン』という大判のビジュアルな雑誌がありました。貧しかったその頃の生活の中で、アメリカのティーンエイジャーのスタイルがきれいなモデルで溢れるように紹介されていて、楽しいものでした。
そのグラビアにも毎号のように載っていたアメリカン・カラーのギンガムチェックのドレスやシャツスタイルが思い出されます。

先日も表参道のコム・デ・ギャルソンでそんな可愛いらしいミディ丈のドレスを牧瀬里穂ちゃんが手にしていました。
彼女は本当の年齢よりずっと若く見えるのでピッタリだったけど、“これを着たらすごく子供っぽくなっちゃうよ!”なんて意地の悪いアドバイスなどしてしまい、ちょっぴり後悔しているところです。

そして今年の夏に目立つのはシワ加工したパンツやジャケットなどがいっぱい市場に出ていることなのです。
私もジャケットを2枚とパンツを2本買い求めたのですが、あんまり気持ち良いため、毎日それを着ているので、まわりから“又、それなの”なんて言われています。
取り扱いに便利だし、型くずれしないし、とても重宝なのでおすすめしています。

シワで思い出すのだけれど、夏のオシャレにかかせないのが麻や綿のスーツやワンピース、パンツ類ですよね。
この素材のどこが夏にいいのかというと涼しいという点だと思うのね。でもシワになりやすくてイヤだという人もいますよね。
近頃はシワになりにくい麻や木綿が出ているけれど、私はそんなのは嫌いです。
麻や木綿はシワになるから素敵なのですよ。
シワを上手に作れない人やシワを上手に着こなせない人はおしゃれではありません。

今年こそちょっぴり大人っぽく麻や木綿のシワを楽しんで下さい。それが着こなせたら一流のおしゃれ人と言っていいでしょう。

(c) Peeco 
「Confeito」に掲載の 記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
すべての著作権は(有)アルティスタと著者に帰属します。
転載を希望される場合は、 当編集部までメールでご連絡ください。