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第63回 ダイエットするならイタリアに来ないで! ――なんで、なんで? どうして日本人は小食なの? 我々からしたら、なーんにも食べてないようにみえる。 そんなこと、私に聞かないでちょうだい。私だって、いつも不思議に思っているんだから。そう答えたい気分です。 まあ、日本人すべてが小食なわけじゃないし。いますよ〜、イタリア人なみの大食いジャポネーゼ。この私をごらんなさい。昔から、「食べてさえいれば幸せ」タイプ。しかも、おいしいものを大量に満喫することが至福のよろこびときています。イタリア人からまで「マンジャトリーチェ(大食い女)」と呼ばれているんですもの。ハンパじゃないでしょ。 だいたい、日本人って、ダイエットを優先させがち。ごくごく平均的な体重の人だって、「これを食べたら太る」「こんなに食べるとカロリーオーバー」などとおっしゃる。イタリア人や私から言わせると、それってビョーキ。大カン違いシンドロームじゃないでしょうか? イタリア旅行の日本人女性たちにも、「不必要なダイエット続行」組がいる、いる。レストランで半分以上の料理を残しているシーン、何回目にしたことか。ピッツェリアで、ほーんの1片しかくちにしない人たちもいますね。紙のように薄いピッツァだというのに…。私は、2枚食べることだってあるんですよ。 カゲキ、と批判されるのを承知で書いてしまいます。ダイエットを続けたいなら、イタリアへはいらっしゃらないほうがよろしい。よしんば、いらっしゃるなら、レストランやトラットリアなどに入らず、バールにてパニーニでもお食べください。この国では、出された食べ物をほとんど残すなんて、最大のマナー違犯、無礼なことなのです。 イタリアでは、こんなふうにいわれます。 ――おいしく楽しく食事を満喫する人は、決して年をとらない。いつまでも美しい。 さーて、あなたはいかがですか? (c) タカコ・半沢・メロジー
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