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第54回 小指のツメ伸ばしとムサンガのオヤジ 先週の一文で、こんなヒンシュクをも買ったことでしょう。 ――タカコさんって、ひど〜い! チビでハゲのオヤジがキライなんて…。それって、差別じゃないかしら。外見だけで判断するのはよくないわ。考えなおすべきよ。 誤解なきよう、少し追加しておきます。チビ、ハゲのオヤジがイヤ、とは言ってません。あくまでも、「ポルシェ」に乗ったチビ・ハゲがキライなんです、だ〜いっキライ! 同じチビ・ハゲでも、ハーレー・ダビットソンのライダーなんかならオーケー。よーするに、スピリットのモンダイです(ン!?)。 ただし、私、ロジカル、かつ、聡明な人間ではございません。外見のみですべてを判断しちゃうこともあります。どんなにいいオトコ、そしてリッチ、シンパティコ(感じがいい)でも、「コイツだけはカンベン」のタイプあり。それは、小指のツメだけを伸ばしているオヤジ。なんだってーんでしょうね、このテのオヤジって。鼻や耳のソージ用に伸ばしているに違いないっ。そう思いません? ケ スポルコ!(なんて汚い!) 日本には今だけっこういるけれど、イタリアのオジさんたちには見かけませんね〜え。なぜでしょう。まさかなあ、尋ねるというのもヘン。「どーして小指のツメ、伸ばしてないの?」なんてこと、聞けます? さらに「おバカなタカコ」となってしまいます。 ツメ伸ばしオヤジと同じくらいに拒否反応を催すイタリア男性が存在。それは、ミサンガをしたオヤジです。いい歳、いい地位のオっさんが、サッカー選手よろしく細いヒモを何本か手首に巻いている。目にしたとたん、ゲッです、ゲロゲロ。テレビでも、知性派ジャーナリストがしていたりします。なぜか、オヤジ世代にこそ多いのです。 さーて、どちらに軍配があがるでしょうか、日伊のムカつくオヤジたち。こんなことで深く考えこむのはオバさんの証拠? (c) タカコ・半沢・メロジー
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