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第51回 新しい人生のスタート 前回登場のロベルタのスクールメートであるソニアが結婚します。お相手は、数年間の交際相手。9月29日に教会で挙式をするそうです。今や秒読み状態。ウキウキの彼女です。 そういえば、ロベルタの姉、ローリー(32歳)が結婚したのも9月でした。 '97のこと。ローリーの他にも、同年同月のゴールイン組があって、「わー、結婚ラッシュ?」と驚いたものです。 実はイタリア、9月がmatrimonio(マトリモーニオ=結婚)のシーズンなんですね。「ジューン・ブライド」ならぬ、9月のsposa(スポーザ=花嫁)というわけ。春と秋の違いながら、なんとなくイタリアらしいと感じます。だって、ロマンのムードが漂うのはやはり秋のほうですもの。基本的にはロマンチック系の国民ゆえ、ちょっぴり哀愁もおび始める季節のセレモニーがあうのでしょう。 9月に結婚を希望するカップルが多いため、教会やレストランが大忙しのウィークエンド。イタリアでは、土曜日や日曜日の教会で式を挙げ、その後レストランにてパーティーを催すパターンが多いのです。希望の教会やレストランをキープするには、1年も2年も前からの予約が必要、というのも事実。挙式が9月の週末に集中するための混雑となります。 だったら、別の月にすればいいじゃないの。なにも9月がベストシーズンとは限らないでしょうに…。そう思うのは、イタリア人じゃない証拠かもしれません。たとえば、近々ゴールインのソニアは主張します。 ――小さいころから、「9月はスタートのシーズン」というイメージが強いのね。結婚って人生の大きなスタートでしょ。やはり、9月が最適。ずーっとそう思い続けていたわ。 それに、もうひとつの理由があるそうです。「夏のバカンスで小麦色になった肌でウェディングドレスを着れるから」。 おー、さすがイタリア。ブロンズ肌が美とステイタスのシンボル、ということでしょう。 (c) タカコ・半沢・メロジー
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