|
第43回 「バカを教える日本人」 あい変わらずに、というより、ますますもってのイタリア人気の様子。グループツァーなどだと、すでに秋季も満員なところも多いようです。この国を第2の母国としている私にとってはうれしい限り。でも…。 多くの人たちが訪伊となると、良いことのみならず、悪いことだっておこるのが常。訪伊の日本人のなかには、「許せない!」タイプもいて、ときにはキレにキレる私です。 ある日、ミラノのシューズショップで、こんなことがありました。相手をしてくれた若い男性が、にこやかな笑顔と共に、「バカ!」と言ったのです。耳を疑う一言ながら、確かに「バカ!」。ウ〜ッ、どーしてくれよう。怒りをおさえつつ、尋ねました。 ――あなた、どういう意味なのか、知ってて言ったの? ――もちろん! 日本のお客さんが教えてくれたんです。感謝を示す意味だって。「ありがとう」のかわりらしいですね。 どこのどいつだ、そんなことを教えるのは! そーゆーヤツには、イタリアへ来てほしくないっ。やって来たとしたら、最悪のトラブルを受けるといい。そう祈る私です。 また、あるイタリア人は、日本で、こんな話を聞いた、とか。相手は若〜い日本女性だったそうです。 ――日本の男性って、恋人とアモーレする前、必ず彼女のパンティを頭からかぶるのよ。これ、日本の伝統なの。 「日本人って、けっこうヘンタイ」。そう思ったそうです。無理もありません。まったく知らない国で、外見はごくフツーそうな女性からシビアな表情で告げられたらしい。どう考えても、冗談で言っているようではなかったそうです。 もうダメ! 完全に病みきっています。こんなことばかり続けていたら、いつの日かきっと、世界最悪の国となってしまうことでしょう。いえ、もうなっているのかも…。 (c) タカコ・半沢・メロジー
|
|||||||
|