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第21回 真の愛は永遠に つい先日、かなりハイクラスなイタリア女性と知り合いました。ルチアーナ、50歳。メラニー・グリフィスとジェシカ・ラングをたして2で割ったようなチャーミングな美女だけど、そこはイタリアーナ。ジョークばんばん、ユーモアのセンスたっぷり。いつもみんなを笑わせ続けるシンパティカ(感じのいい)女性です。職業? 建設会社の女社長サン。 ある日のディナー。イタリア、オーストリア、日本の女性3名が顔をそろえました。ワ〜オ、インターナショナル!「日本代表」はこの私。他の3女性よりゴージャスさや色気はグッと落ちるものの、マ、いーやあ。オトナの時間、集りということで、多いに楽しむことにいたしましょう。 会話をリードしたのは、前述のメラ・ジェシさん。まずはその場を盛りあげる、ということもあるのでしょう。彼女のラブストーリーを披露しました。ずいぶんと前に離婚体験のある彼女。シングルの身ながら、ふたりのアモローゾ(恋人)がいるそうです。 ――アモローゾそのものなのはアントネッロ。外見はブサイクでねー。ぜーんぜんいいオトコじゃないのよ。でも、私のバンボリーノ(お人形さん)と呼ぶのは彼だけ。私がこう呼ぶのって、本当に愛してるときだけなの。 じゃ、もうひとりのほうは? などと尋ねる前に、彼女は言いました。 ――アントニーノは年下の彼。アマンテ(愛人)みたいなものね。こっちはカッコいい。典型的なラテン男よ。彼とのアモーレ相性がバツグンなの。どんなにウツでも、体調が悪くても、彼とアモーレするとケロッと治っちゃう。最良の身心マッサージなのよ。 どちらの存在も重要ながら、「アントネッロなしの人生なんて考えられない」と彼女。結ばれることはない仲だけど、彼といっしょに過ごせる1週間に1回のひとときがなによりも貴重と胸を張ります。イタリアの愛って2月14日だけじゃないんですね〜え。 (c) タカコ・半沢・メロジー
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