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第18回 チョコなしのヴァレンタインデー みなさん、チョコの用意にぬかりはございませんか? 勝負チョコ(下着じゃあるまいし…)はもちろんのこと、義理チョコも充分にそろえておきましょう。1年に1度の大アモーレ・イベントなんですもの。「女」の威力、アピールしまくらなくっちゃ! なーんてことはない、イタリアのヴァレンタインデーです。だからといって、2月14日の「愛の日」が存在しないわけではありません。そもそも、イタリアがルーツといわれるこの日です。中部イタリアのウンブリア州、テルニの司教だった聖ヴァレンティーノにちなんでの年中行事となっています。 「恋人たちの日」、「愛しあうカップルの日」とされる14日が近づくと、町内のいくつかの店がより華やぎます。ジュエリーショップがその代表。なぜでしょう? 恋人、あるいは奥さんへのプレゼントを求める男性が増えるからです。 男性? エーッ、なんでェ? 女性からのプレゼントじゃないのォ? チョコはどうなるわけ? などと、疑問を生じるかたって、みごとにジャパニーズ。日本のチョコ商戦、及び風潮に率直な迎合をされていらっしゃる、というところ。「女性から男性にチョコを贈る日」だなんて、聖ヴァレンティーノが知ったら仰天。「マンマ ミーア!(オー マイ ゴット!)」と発しますよ、きっと。 実に日本的イベントなチョコ作戦をイタリア女性に話すと、必ずこう返ってきます。 ――ペルケ?(なぜ?)どうしてチョコなの? それに、女性から贈るなんてヘンよ。オトコからプレゼントすべきだわ。 うーん、これもな〜、なんだかヘン。そう感じなくもない私です。「すべき」とはちょっと…。イタリア女性の強気、はたまたプレゼント慣れからくるものなのでしょうか?ともかく、オンナが「下手」に出ることなく迎えるイタリアの14日です。 (c) タカコ・半沢・メロジー
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