◆1月のテーマ◆
1月のイタリア女性


第15回
冬ならではのダイエット?


日本とは異なり、三箇日もなければ、成人の日もないイタリア。いわゆる「お正月気分」などというのが存在しない1月です。だって、元旦に、レンティッキエ(レンズ豆)を食べるのが慣習のみ。「お金がたまりますように!」との願いをこめ、ちっこい豆を大盛りいただいてオシマイ。ナターレ(クリスマス)の華やかさに比べると地味だなーと思わざるを得ない新年です。
それでも、クリスマスから大晦日にかけてのごちそうぜめで、「フーッ、食べた、食べた。まるでブタみたいに食べてばかり」が合言葉の1月。この時期はダイエットなどいっさい考えないで、食べるのが正しい(?)。
でも、このままではマズイ。さー、少しは減量につとめなくっちゃ」となる女性が増えてきます。
そうか、イタリアでは1月がダイエットの時期なのね。などと思ってはいけません。寒がり国民性のせいか、こんなエクスキューズもよく聞きます。

――風邪をひかないように、体力をつけなくっちゃ。栄養をとらないとダメよね。健康あってこその幸せだもの。

――う〜っ、さっむ〜い! こういうときは、家であったかくしているのがいちばん。暖炉にあたりながら、テレビでもみるに限るわ。

おい、おい、ボディラインはどうするんだい? などとツッこみたいほどのお気楽モード。こういうのも、ポジティブ思考というのでしょうか。
ただ、新年明けからより食卓に登場するようになるスープ類は、なかなかのスグレ印メニューです。ことに、野菜たっぷりのミネストローネが理想的。栄養のバランスが良く、体があったまることこのうえなし。それでいてローカロリーときています。仕事を持っている女性でも、休みの日に大鍋いっぱいに調理。ミニパスタ、古パン、ご飯など入れ、毎日バリエーションをつけて満喫しています。
(c) タカコ・半沢・メロジー 

「Confeito」に掲載の 記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。すべての著作権は(有)アルティスタと著者に帰属します。
転載を希望される場合は、 当編集部までメールでご連絡ください。