第54回 夏の大バーゲンを活用する
1年に2回の大バーゲン期はイタリアにもあります。そうです、夏と冬。夏期のサルド(バーゲン)は、7月中旬からスタートします。高級ブランド店では、7月いっぱいが勝負。前々からねらいをつけていたイタリア人、バーゲン目あての旅行客などが殺到。すごい勢いで売り切れていきます。
ところが、一般店やスーパーなどになるとまた別。9月上旬までエンエンとバーゲンが続きます。しかも、日がたつにつれ、プライスがどんどんダウン。ついには、90パーセント引き、などという衣料品だって出てきます。
フフフッ、それが私のお楽しみ。毎年、8月末から9月初めにかけてのウキウキさったらありません。だって、かなりスタイリッシュなアイテムが5000リラ(300円弱)で買えたりしちゃうんですよ。こんなエキサイティングなことってあるでしょうか?
たとえば、総ビーズつきのキャミソール。どう見たって、セミ・ハンドメイドとしか思えない手のこみよう。カラフルなビーズの花もようがファンタスティック! これで5000リラなんて…。友人が来るたびに、「ねえ、ねえ、見て! いいでしょ」と大自慢してしまいます。
あ、去年は、コットンのロングスカートやショートパンツも5000リラでゲットしました。9月に入ってからの買い物ゆえ、一度も身につけないまま。年を越した今、大活用しています。いつにないロングスカート姿の私に、みんな目を白黒。「お、タカコ、どうしたんだい? いやにエレガントじゃないか」などとほめられてりしています。
ボタン代にもならないでしょうに…と案じるほどのプライスダウンぶり。つい、山ほど求めたくなるものの、そこは用心。「流行のないオーソドックスなものだけにしておきなさいね。さもないと、次の年は着られなくなるから」。こんなアドバイスを受け、素直に実行しているサマーバーゲンです。
(c) タカコ・半沢・メロジー
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