第53回 ジェラートでダイエット?

昔から、夏ヤセの体験というのがありません。むしろ、夏太りのタイプ。バカンス帰りのイタリア人から、こんなことを言われます。

――どうしたの、タカコ? なんか、おデブになったんじゃなーい? 日本人って夏に太るの? めずらしいわね〜え。

フン、イタリア人に言われたくないわ、でございます。

私の夏太りの原因は、1)動かなければ汗もかかないため、いつも以上にドテーっとすごす。 2)スイカやメロン、その他、大好物の旬の食材が多すぎて、常時食べまくっている。3)ルーズなゴム入りのパンツ類ばかり着続け、ボディの緊張感ダウン。体形がより崩れる。などなど。2ヶ月も3か月もこんな生活を続けていたら、ブタになりますよね、誰だって。

加えて私、「イタリア」のジェラートが大好き! 昔はアイスクリーム嫌いだったのに、この国のジェラートは文句なしに「おいしい!」となり、1日平均、500グラムくらいはペロリとたいらげてしまします。

ところが、このジェラート、「ダイエットに効果的」と医者や栄養士。牛乳や卵、果汁がベースなので、カロリーそのものは少なめ、とか。適量さえ食べていれば、決して体重アップにはつながらないそうです。むしろ、適度な甘味が精神的ストレスをやわらげ、満足感、満腹感を促す。さらにおすすめなのはソルベット(シャーベット)。レモンをはじめとするフルーティなものや、ヨーグルト入りがヘルシーだと力説されています。

イタリア版かき氷、グラニータもカロリー低め。大粒のかき氷が、妙な懐かしさまで誘い、つい手が出てしまいます。ジェラートにエスプレッソをかけた一品もおしゃれ。いかにもイタリアのデザートという感じで、家庭でもよく作っている私です。

こうして各種を味わい、いつだって「適量」を守れない夏。どうしたものやら…。

(c) タカコ・半沢・メロジー 
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