(左)街中で偶然見かけた、英国紳士。お年なのに山吹色のシャツがお似合い
(右)タイ料理店、ブサバ イータイのスタッフ。タイ風コスチュームがカッコイイでしょ!


第42回
おしゃれなロンドン子はどこに?


便利な地下鉄に乗っても、街中を歩いていても、実にさまざまな人種、民族と出会うのがロンドンです。そのコスモポリタンさはニューヨーク以上。移民、そして植民地の歴史を持つ英国らしさが集約している大都市だからと言えるでしょう。
以前、いっしょに滞在した日本の友人が、思わず発したものです。「いったい、どこに英国人がいるのかしら、ロンドンでは?」。
今回、改めてその質問をしてみた私。返って来たのは、こういった答えばかりでした。
――英国人の多くは、郊外へ郊外へと転居。市内には住みたがらなくなって久しい。

でも、でも、せっかくの英国。おしゃれなブリティッシュにもお目にかかりたいものです。古きよき時代からの伝統をキープしたジェントルマンたちは、会員制のクラブやカジノ、あるいは限られた高級ホテルのロビーやバー、レストランで遭遇できます。渋くもクラスあるスーツを完璧に着こなした英国紳士というのは、他国じゃ目にできないノーブルさ。目の保養にもなるものです。それなりのホテルでお茶してながめるのも一考でしょう。が、もっと手軽に英国人と接するにはどこへ行けばいいのか?

偶然にも発見したんですね、私。ロンドンでの英国料理のマズさに閉口。フラッと入ったモダンなインテリアのタイ料理店には、スタイリッシュな英国人がいっぱいでした。
店の名前はbusaba eaaathai(ブサバ イータイ)。ピカデリーサーカス近くのWardor通りにあります。周辺にメディア関係のオフィスが多いせいでしょう。かなりおしゃれな英国人男女が気軽に箸を動かし、タイ料理を満喫しています。

「よく来る」という客がほとんど。理由は、「ヘルシー」「フレッシュな味覚」「心が落ちつく」などなど。ロンドンもまた、エスニック料理ブームなのでした。
スタッフも美男美女ぞろい。Tシャツにタイ風コスチュームがファッショナブルにキマっていました。
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