「ミラネーゼ」という言葉、ずいぶんと頻繁に登場する昨今です。レアなファッションの主流はロンドン、と主張する人もいるものの、トータルな面ではやはりイタリアが上、と実感します。しかも、ミラノの人たち=ミラネーゼから学ぶものがとても多い、という気がしてなりません。

注目をあびる理由は、「洗練された都会のファッション」だから。それでいて、どこか遊び心にあふれているからでしょう。たとえば、ミラノのビジネスマン。盛夏でも半袖のワイシャツは身につけません。「中途半端な袖丈があまりにもダサイ」と主張するんですね。いつだってビシッとロングシャツ。麻、あるいは上質のコットン製のスーツをまとい、それはダンディ! でも、ベルトはややカラフルなカジュアルタイプだったり、素足にデッキシューズ、といったぐあいのお茶目さです。
女性は女性で、オーソドックスなトップにはソフトなミニスカート、あるいはその逆の組みあわせ。スリットたっぷりのロングスカート派もいます。セクシーさも演出したコーディネートと言えるでしょう。

私の大好きなミラノの小さなブティック。おしゃれのお手本的な女性がオーナーです。細身パンツが定番。冬場は紺地のジャケット、春から秋にかけては仕立てのいい自然素材のシンプルなシャツとあせています。さりげなくつけたゴールドのアクセサリーがキラリ。シャープな都会のセンスでいっぱいです。
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