フランスに1年、イタリアで14年余の生活をするようになった私が毎日感じること、それは「うーん、イタリア人っておしゃれ!」の一言につきます。オジさん、オバさんまでハイセンスなのには驚かされるばかりです。
現在住んでいる地は、ミラノ隣県のベルガモ。スタイリッシュ・タウンのミラノから比べると、なんの変哲のない田舎町です。けれども、老いも若きもおしゃれぞろい。「わっ、スーパーモデルみたい!」と歓声を上げてしまう人にまで出会います。
なぜ? どうしてそんなにおしゃれなの? 幾度となく、直接尋ねたものでした。答えはこんなぐあい。
「だって、たのしいじゃない、おしゃれって。自分が魅力的になれるって気がする」
「個性を大切にしているから、かな。流行のものじゃなく、自分にしかできないファッションを取り入れているからだと思う」
そして、こう胸を張るのです。「シアーモ ファンタジーア(我々はファンタジーの国民)!」ファンタジーアとは、「空想」「理想」の他、「オリジナル」の意味もあります。つまり、オリジナルティこそなによりも重要、そしてハイセンスの基本、というのがイタリア人の考え方です。
だからといって、流行はいっさい追わず、というわけではありません。現在のモードにしっかりアンテナを張りつつ、より自分らしい個性あふれたおしゃれを追求。これがイタリア版おしゃれポリシー&テクニックなのです。
(c) タカコ・半沢・メロジー
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