発売元:株式会社ウルトラ・ヴァイヴ 価格:3,500円(CD2枚組)
「ステージ101」という言葉は、ある意味「踏絵」みたいなものです。
何それ?と言いながら踏む人。
あー、懐かしいね、と言いながら踏む人。
そして、泣きながら踏めません、と叫ぶ人。
青春の入口を、NHKのこの音楽番組と共に過ごした、うるうる絶叫派は、同時に日本の家庭のオーディオ環境創世記のよき生き証人になったりもします。
「オープンリール」や「カセットデッキ」を持っていればラッキー。テレビのスピーカーの前に密着させて、家族の物音を無言で制しながら、番組を録音しました。テープ自体が高価だったので、次の回をまた録るために、泣く泣く前回を消しました。ある時はお年玉で、ある時は両親や親戚からの「特別報酬」で、当時1800円だったレコードを、どれにしようかお店で真剣に悩み、一枚だけ選びました。
番組をそのまま、ボタン操作一つで保存できる時代が来るとは夢にも思わなかった、そんな時代だったからこそ、大好きな番組を、驚くほどの集中力で観ていたとも言えるのでした。
「ヤング101」というレギュラーユニットには、歌唱力と個性あふれる愛すべきシンガーが名を連ねます。ブロードウエイ・ミュージカル「コーラスライン」では、一度主役を踊ったダンサーが群舞になじめず演出家の叱責を受けますが、「101」では、ひとりひとりの強烈な「個性」と耳に心地よい「コーラス」という相反するものが不思議なことに共存しています。改めて、そのレベルの高さに驚かされます。
古今東西の名曲の、オリジナルを超えようかというカヴァーの数々。中村八大氏、東海林修氏、宮川泰氏などによるオリジナルソング。そして、そのバックに光る、素晴らしいコーラス。
101オリジナルソングの中でも、絶大な人気を誇り、嬉しい時も哀しい時も歌えば笑顔になれる名曲、我らがかぜ耕士さん作詞、中村八大氏作曲の「涙をこえて」小学校の音楽で歌った方もあるかもしれない、「怪獣のバラード」絶対に一度は聴いたことがあるあの声、この声。
ソフトロックと名前を替えて、クラブで静かなブームになっている曲もあると聞きました。
古いのに新しい。新しいけど30年前。もし、あなたが音楽や歌が好きで、小さな幸せを確実に手に入れたければ、宝くじ12枚より、このCDを買うことをお薦めします。
カッコいい日本人は、イチローや佐々木、新庄らのメジャーリーガーだけじゃない。
ノーベル賞を受賞された偉い先生たちばかりじゃない。
30年前の「ヤング」のカッコよさを、傷つかず、割れず、針が飛ばないドラえもんの道具のような小さな円盤で、是非味わってみてください。
かなり盛り上がっている
ステージ101のサイト
でも購入可能です。ぜひ一度、アクセスを!!
(おうめさん記)
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かぜ耕士さんからのメッセージです。
復刻された理由が判らないモノから、復刻したって価値のないモノまであらゆる音源が復刻される時代です。このCDは望まれて復刻され、されるだけの価値も理由もある珍しい復刻盤です。「時代」に出会えなかっただけの「運の悪い天才たち」の「素晴らしい歌声」が聴ける凄いCDです。
Disk 1の選曲を担当した大池マリさんからのメッセージです。
記憶の片隅に追いやられながらも、番組終了から四半世紀以上経った今なお、決して忘れることのできない番組として、多くの人の胸の奥で生き続ける音楽番組、それが「ステージ101」です。
青春時代にふれた、あの清々しい101の音楽をもう一度甦らせたい!
あの熱い感動をもう一度みんなで分かち合いたい!
そんな思いを込めて関係者一同、情熱をもってCDの制作に当たりました。
2枚組全37曲の収録曲は、「これぞ101!」といえる代表的な作品はもとより、楽曲として完成度の高い優れた作品を選択の基準に、当時番組をご覧になっていた人はもちろん、101を知らない若い世代の人たちにも十分楽しんでいただけるものと自負しています。