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うそっ ほんと ヨーロッパ一流ブランド ――日本人の知らない舞台裏
タカコ・H・メロジー 著 祥伝社 刊 価格:1,300円+税
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さすがイタリア年だけあって、次から次へと “飛ぶ鳥を落とす勢い”で書き下ろし新刊を発表するタカコさん。今日(8月27日)から書店に並ぶ今回の新作はタカコさんの考えるブランド論が熱く展開されています。
Confeitoの連載を読んでもわかるように、自分の個性や感性を表現することこそ、おしゃれの基本との信念を貫くタカコさんですから、今の日本のブランド品を持っていなければ、おしゃれじゃないといった風潮に対しては、かなり怒ってます。
そうはいっても、決してブランドそのものを否定している訳ではないところがステキなところ。イイものはいい! そしてブランド品の中にもイイものはあるし、また無名だっていいものはたくさんあると語ってくれます。
なんとこの本、タカコさんが愛犬のケンちゃんの首輪を、あのエルメスに買いに行ったエピソードから始まります。
もちろん、“食”に関すること、旅行には欠かせないホテルのステイタスについてなど、タカコさんのことですから、“ブランド”の捉え方も単純にファッションだけには留まりません。
ファッションはもちろん、レストランでもホテルでも、世間の評価を鵜呑みにしないで、自分なりのお気に入りのブランドを持とうという提案こそ、人の意見に惑わされて自分の好きなものさえ主張することができない人が多い現在の日本人に必要なことだと教えられます。
ブランド否定派の人にとっては、常に感じていたことをタカコさんが代弁してくれているようで、呼んでさっぱりした気分になれること請け合いですが、実は本当は“ブランド大好き”という女性にこそ読んで欲しい一冊です。
そして、自分はなぜブランドが好きなのか、ブランドのどういう点が気に入っているのかを考えてみて欲しいと思います。
この本をきっかけに、おしゃれに興味があるすべての女性にもう一度考えて欲しいと思います。
あなたにとって“ブランド”とは何か。
“ブランド”と“ブランド品”の違いを。
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