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◆“税理士”という職種があることはご存知だろう。しかし具体的にどんな仕事をするのか、ほとんどの人が知らないのが実際ではないだろうか。自営業の方や、自分で会社を経営している方たちは、税理士さんとの付き合いもあろうが、そうでない方は、生涯、接触することがない職業の人たちだろう。
Confeitoを発信しているアルティスタも、たった2人ではあるが、一応有限会社を名乗っている。よって税理士さんのと付き合いもある。
当社の税理士さん、尾崎悌二氏はとても気のいい、オジサンだ。
仕事で扱っているものは“金銭面”という、とてもシビアで明確なもの、情のようなものの存在は許される分野ではないのに、尾崎氏は人間味溢れる魅力的なオジサン。
“仕事”はその人の人生を表している、そう考えてこのドキュメントを企画したが、尾崎氏を考えると、一概にそうとも言えない。そこで、今月は税理士・尾崎悌二を取り上げた。
第1回 税理士って何?
「税理士の仕事はね、(1)税務の代理(2)税務書類の作成(3)税務相談(4)税理上業務に付随した財務書類の作成、会計や帳簿の記帳の代行、その他財務に関する業務を行うこと。この4点が税理士としての主な業務です。
一言で言うとしたら、中小企業の経営者に対して、税の知識に基づいて節税を考え、税金の取り扱い方を指導することです。もう少し広く言えば、税制を絡めた経営のコンサルタントまで入ってくるのが実際かな」。
「税金は、支払うことが義務でしょ。でも、必要以上にたくさん払うことはないんだよ。誰だって自分達が一生懸命働いて得た所得を、税金という大儀名目だけで無条件に納めるのはなかなか納得がいかないでしょう。
実際、税法の取り扱い方で納税金額に違いが生じる場合もある。支出金や、収入、あるいは借入金を帳簿上、どのように処理するかなどでも、税金に対する知識(扱い方)があるかないかでずいぶん変わってくるんだ」。
思い切ってストレートに聞いた。
「でも、税金なんて払いたい人はいないし、もっと払わないで済むようにして欲しいというようなことを言われませんか?」と。
「でもね、さっきも言ったけど、税金を払うのは義務なんだよ。義務である以上、それは逃れられない。「税理士法」という法律があるのを知っています?
税理士法の一番最初、第1章 第1条は税理士の使命が書かれていてね、
税理士法 第1章 総則
(税理士の使命)
第1条 税理士は、税に関する専門家として独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。
こう書かれているんだ。
この公正な立場、ってところが大事なんだな。私たち税理士は税務署の味方でもないし、かといって相談を受けている会社の利益だけを考える立場でもない、公正な立場。
でも納税する会社の経営者さん達は税に関して知識が少ないから、その部分を手伝うのが我々の仕事かな。
例えば、所得を事実より過小に申告をし、納める税金を少なくする。そんなことをしても必ず綻びは見つかるんだな。結局はその会社のためにはならないんだよ。だから誤魔化しはいけない。ちゃんと納税しなきゃ。
でも、節税を考えることも非常に大切なことなんだ」。
「私が税理士の仕事をする上で、大切だと思っていることのひとつに『お客さんを良く知る』ということがある。税理士の仕事はお客さんが信頼してくれて、本当のことを話してくれないと成り立たない。税理士にまでウソを言われてしまったら正確な仕事なんかできないからね。お客さんに信頼されるには、まず、相手のことを良く知ること。当たり前のことでしょ」。
こともなくそう話す尾崎氏。だか、彼の扱う会社の業種は様々。業種が違えば、お金の動き方や見るポイント、問題点の潜んでいる場所も違うはずだ。お客さんを良く知ることはその会社の業種の環境や将来性なども知る必要がある。
「税理士が税理士として仕事を続けていくためには、頭を使うのではなく、知識を吸収する体力と新しい情報を読む力。これが絶対条件かな」。
尾崎悌二税理士事務所
東京都新宿区神楽坂2-12-1 ラインビルド神楽坂301
〒162-0825 Tel:03-3267-6653
http://www.ozaki-zeirishi.jp
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