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着る人が「夢」を感じる洋服を
デザインする竹内陽子さん
デザイナー自身が楽しんで作る洋服は、
着る人の心まで、なんとなく明るくしてくれます。
そんな夢のある洋服を作り出すデザイナーは、
自分の夢に向かっても常に前向きにチャレンジ。
オートクチュールの雰囲気を感じさせる
特別な一着をあなたも手に入れてみませんか。 |
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昭和51年生まれ。若干24歳の竹内陽子さんが、オリジナルブランド「Savaco」をつくったのは大学卒業直後。東京都内の大学で服飾を学んだ後、すぐにたった一人でブランドを立ち上げました。一度はアパレルメーカーに入り、そこから独立するデザイナーが多いなか、竹内さんは異色な存在です。
たった一人ではじめた挑戦
「アパレルメーカーに入ると“売れる服”を作らなくちゃいけないですから。それよりも自分が着たい服を作りたいと思っていたのです。だから学生の頃から、就職することは考えませんでした」
こう語る竹内さんのデザインする洋服は、平面の布から作られたとは思えないような立体的で大胆なカッティングで、新進デザイナー達の合同展示会でもひときわ人目を引きます。
「50代ぐらいの方が、海外のパーティーで着たいと言って買って下さることもあるのですよ」と語ってくれたとおり、竹内さんの作品は、まるでオートクチュールのドレスのような非日常的な雰囲気を醸し出しています。本格的なオートクチュールには手が出ないけれど、ちょっと変わったおしゃれなドレスが欲しいという人にとって、竹内さんの洋服はうってつけなのかもしれません。
夢、それは舞台衣装を作ること
非日常的な気分を味わえる洋服。実は、それは竹内さんの夢にもつながっているのです。「いつか、舞台衣装を手掛けてみたい」ということ。
舞台は演出家、セット、役者など様々な要素が絡み合い、一つの世界を作り上げます。観客を日常から非日常の世界へといざなう舞台のなかで、一つの重要な要素となる洋服を作りたい。
それが竹内さんの目標なのです。
「野田秀樹さんなどの舞台が大好きです。舞台衣装は、役者さんが着て演技することで、舞台の上ではじめて完成されると思うのです。そんな衣装を作ってみたいですね」
「生活のすべてが洋服作りに費やされている感じですね」の言葉どおり、竹内さんの日常の中、朝から晩までデザインのことが頭から離れることはありません。はじめにデザインありき。思い付いたら即、とりかかります。とにかく頭に浮かんだイメージを形にする。ですから立体裁断によって作られた洋服が多いのです。
「はじめにイメージが浮かんで、それに合う布を探すときもありますし、布を見てイメージが湧くこともあります。たとえば着物の生地を手に入れて、これで何をつくろうかとか考えている時が一番楽しいですね。一人でデザインから裁断、縫製までみんな自分でやるので、イメージは浮かぶのだけれど、なかなか作業が追いつかなくって」と語る様子から、本当に洋服のデザインを楽しんでいることが伝わってきます。
愛情にあふれた洋服たち
竹内さんは香川県にある実家でデザイナー活動を続けており、展示会が開かれるたびに、香川と東京を往復しています。「ファッションとか流行の中心は、東京をはじめとした大都市というイメージがあるのですが、地方にいて不自由はないのですか」という問にも、「かえって洋服作りに集中できるのです。集中しすぎて、展示会が終わるといっとき虚脱感に襲われるぐらいです。でも、そこからフツフツと、次はこんなデザインで作りたいというアイデアが湧いてくるのです」という答えが返ってきました。
洋服に対する愛情が活動のパワーの源なのでしょう。情熱にあふれた洋服は、一点一点が竹内さんの分身のようなもの。そんな洋服を、あなたの「特別な一着」としてワードロープに加えてみてはいかがでしょうか。
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