タイプ別のベストカラーをベースに
TPOに応じたアレンジで使い分けを

洋服の色はもちろん、人の場合も肌や髪など、それぞれの色合いの特徴から、季節の名前をとった「ウインター・サマー・オータム・スプリング」の4つのタイプに分類されることを前回ご紹介しましたが、日本の男性に圧倒的に多いのが、ウインターとサマーのタイプです。
色黒で髪や瞳の色が焦げ茶か真っ黒で、顔立ちもはっきりした人はウインターで、濃い色が似合います。色白で髪や瞳の色が明るい茶色で、顔立ちも穏やかな優しい印象の人はサマーで、ソフトな色合いが似合うタイプです。つまり、自分の肌や髪の色と同じトーンのタイプに属する色を選ぶことが、服装術の大切なポイントになるのです。似合う色は、自分の肌の色や表情をより魅力的に生き生きと見せてくれます。反対に、似合わない色を着ると、血色が悪く肌がくすんで見えたり、シミやシワが目立つことになります。

ビジネスシーンに限った場合、スーツはやはりスタンダードな紺かグレーが鉄則ですが、
ウインタータイプの人は、ブライトで深い色が似合い、同じ紺やグレーでも黒に近い濃紺かチャコールグレーのスーツがベストチョイスです。白のシャツ以外のものを組み合わせる時は、クールで都会的なウインタータイプの魅力が映える、スーツと同系色のストライプシャツを。ネクタイはレジメンタルタイが似合います。小紋調や水玉、無地を合わせる場合も、鮮やかで濃い色合いのものを。光沢のある素材を選ぶと、エレガントな印象を演出できます。

サマータイプの人はくすんでいて薄い色合いの紺やソフトな印象のグレーが似合います。シャツは白が基本ですが、カラーシャツを組み合わせる時は淡いブルー系のものを。ネクタイも同系色の小紋調や小さい水玉などの上品な柄を選ぶと、サマータイプの優雅な魅力が生かされます。また、会議や打ち合わせなどでアグレッシブなイメージを打ち出したい時は、胸元に赤などの前進色タイプのタイやポケットチーフをもってくることで、印象が変わります。

また、夕方からレセプションやパーティがある場合は、同じスーツでもシルクのポケットチーフをプラスしたり、エレガントなイメージの小紋調の柄や、光沢のある無地のネクタイに替えるだけで華やかな印象に。
たとえ急に決定したことでも、いつでもTPOに応じた服装にアレンジできるように、違うタイプのタイやチーフ、流行を取り入れたメガネといった小物を用意しておくのも、優れたビジネスマンの戦術です。
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