服装もビジネス戦略ツールのひとつ
TPOに応じて理想の自分を演出

欧米人に較べて、服装に対する意識が低いと言われている日本人のビジネスマン。スーツ選びは奥様まかせという男性が多いのではないでしょうか。「スーツは男の戦闘服」とも言われていますが、重要なビジネスシーンでは、服装が成功の鍵を握る場合もあります。

特に初めての取引先と会うといった場合では、服装による第一印象が肝心です。交渉や説得の場で相手と対等の立場に立ち、自分の考えを積極的にアピールするためにも、服装はビジネスを円滑に進める戦略ツールといっていいでしょう。
そのための第1歩は、まず自分に似合う色を知ることが大切です。ポイントは肌や髪の色。

今年、日本で開催された沖縄サミットに参加した各国首相のコーディネイトを例にとってみると、アメリカのクリントン大統領は、金髪で白い肌によく似合うライトカラーのベージュのスーツを選んでいます。
開催地である沖縄の気候とリゾート地という点を考慮して、軽やかでさわやかな印象を与えるブルーのワイシャツを組み合わせています。また、胸元に赤いネクタイをポイントにもってくることで、アグレッシブなイメージを演出。インパクトの強い赤は、人によって好き嫌いが激しく対立する要素も持つ色ですが、光沢のある素材を使うことで上品な印象にまとめています。

自分に似合う色を知ることが基本ですが、さらに「どこで、誰と、何のために会うのか」というTPOと、クリントン大統領のように、季節感や土地柄といったバックグラウンドも考慮することが、1歩進んだコーディネイト術といえるでしょう。
次回は日本のビジネスマンに似合う色をご紹介します。
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